婚活が上手くいかないのは○○が足りない!?

婚活の悩み「理想のお相手に巡り合えない。どうすればいいですか?」ズバリお答えします。

婚活の悩みの相談で一番多いのが「理想のお相手に巡り合えない。どうすればいいですか?」というもの。しかし、話を伺うと、自分がどのような相手を理想としているのか?が自分でもわからないという人が多いのです。まずは漠然とした自分の理想を一緒に具体化してみましょう!

婚活の悩み「理想のお相手に巡り合えない」

婚活しているけれど、「なかなかうまくいかず、理想の人と巡り合えない」と不安になる方も多いと思います。「いいな」と思うお相手が見つからなかったり、「いいな」と思っても断られたりと、理想のお相手に巡り合えず、交際まで進めないという人も少なくありません。

成婚された方の平均お見合い回数は5人〜9人。成婚された方の中には20人、30人とお見合いをしてお相手と巡り合えた方もいらっしゃいますし、1人目に出会えた方もいらっしゃいます。今回は婚活における悩みとその解決方法についてご紹介します。

婚活 上手くいかない

理想の結婚相手

男性の場合

結婚したいお相手の条件を調査した結果を見ると、見た目や年齢、職業や家事能力などよりも、「性格が合う」「思いやりがある」「楽しい・明るい」など、内面的な条件が必ず上位に上がります。また近ごろでは、「精神的に自立している」人を求める男性が増えているようです。

女性の場合

女性が結婚相手に求めるものは「経済力がある」「優しい」「金銭感覚が合う」などが上位に並びます。結婚は現実的なものですので、経済力を重要視する傾向があります。

理想の結婚相手の傾向の変化

近年のアンケート結果では男女とも「人柄」に次いで「家事・育児の能力 や姿勢」「仕事への理解と協力」でした。女性では7割が相手の「家事・育児の能力や姿勢」を重視しているとの調査結果もあります。

1990 年代以降の変化
  • 男性では相手の「経済力」を重視・考慮する人が増えた
    (1992 年調査の 26.7%から 2021 年の 48.2%)
  • 女性では相手の「家事・育児の能力や姿勢」を重視する人が増えた
    (1997 年調査の 43.6%から 2021 年調査の 70.2%)

理想の結婚相手の傾向の変化

あなたは結婚相手選びに何を大切にしますか?

これからの人生をずっと一緒にいることになる人ですから、結婚相手選びは慎重になるものです。皆さん、理想のお相手と出出会い結婚したいと望んでいると思うでしょう。みなさんが結婚相手を選ぶときに重視しているのはどんなことなのでしょうか?

  1. 性格や価値観が合うか
  2. 金銭感覚が合うかどうか
  3. お互いに対等な関係を築けるか
  4. お互いの親と良好な関係を築けるか
  5. 安定した職業に就いているか
  6. 年齢が気にならないか
  7. 年収に不満がないか
  8. 家事に協力的か
  9. 自立しているか

これらは結婚相手選びでよく挙がる代表的なものです。以下、一つ一つ見ていきましょう。

1.性格や価値観が合うか

性格や価値観が合う関係では、共感し合えることが多く、お互いが支え合い夫婦生活の満足度が高まる傾向があります。一方、異なる価値観や生活スタイルを持つ場合、お互いの期待や要求が一致しづらい場合があるため、ストレスや不満が生じ、関係が悪化する可能性もあります。

2.金銭感覚が合うかどうか

金銭感覚が合うことは、将来の生活や経済的な安定に良い影響を与えます。支出や貯蓄、投資についての考え方が一致することで、お互いの不安やストレスが軽減されるでしょう。
一方、金銭感覚が異なる場合、お互いの信頼が揺らぐ場合があります。例えば、財政的な問題や約束を守らないことで、信頼が崩れる可能性があります。

3.お互いに対等な関係を築けるか

お互いに対等な関係を築くことは、尊重や信頼を築く基盤です。一方が他方に依存するような状態ではなく、互いの個々の強みや自立を尊重し合うことが重要です。
対等な関係が築けない場合、不満やストレスが増え、関係が悪化する可能性が高まります。

4.お互いの親と良好な関係を築けるか

お互いの親との関係が良好であることは、家族全体の調和に影響します。相手の家族を尊重し、信頼関係を築けるかどうかが重要です。
お互いの親との良好な関係が築けない場合、家族間の関係が緊張し、カップル自体にも影響を与える可能性が高まります。

5.安定した職業に就いているか

安定した収入源や将来の安定性があるかを確かめることが大切です。仕事の安定性は将来の生活を支える要素となります。近年は男性も女性の安定した職業を結婚相手選びの条件に挙がることが多くなってきました。

6.年齢が気にならないか

年齢の差があってもお互いが受け入れられるかどうかを確認することも重要です。世代が異なると考え方やライフスタイルに違いを感じることも多くなります。

7.年収に不満がないか

結婚すると、独身時代とは違って趣味などに自分が自由に使えるお金は限られてきます。結婚生活では、最低限の生活費以外に趣味など自分がリラックスできるお金がないとストレスがたまってしまう人が多いため、年収では生活費以上のプラスアルファが求められています。お金が全てではありませんが、お金は一緒に生きていく上で重要なポイントなので、相手の年収で可能な生活なら受け入れられるかどうかを確認しておきましょう。

8.家事に協力的か

長い結婚生活を考えると膨大な時間が家事に費やされます。相手が家事に協力的なら、1人にかかる労力やストレスが減って結婚生活が快適に過ごせるように。

妻と夫の1日の平均家事時間

妻は、平日263分 休日284分
夫は、平日37分 休日66
令和元年9月 全国家庭動向調査結果より

9.自立しているか

お互いが自立していることは、個々の幸福感や成長に繋がります。自分自身の目標や興味を持ち、独自の人生を築いていることが大切です。自立していない相手との結婚生活では、経済的、感情的な負担が生じる可能性が高まります。

その他、意識しておくと良いこと

  • 生活リズムが合うか
  • 家事や責任の分担が不均衡
  • 経済的な負担が一方的

お互いの生活リズムが合うことで、時間の使い方や休日の過ごし方などが調和しやすくなります。仕事や趣味のスケジュールが合致することで、共に過ごす時間を楽しめるでしょう。
反対に生活リズムが合わないと、一緒に過ごす時間が少ないため、コミュニケーションが取りづらくなる場合があります。家事や責任の分担が難しくなる場合もあります。
お互いのスケジュールを尊重し、適切なコミュニケーションや時間の使い方を工夫することで、関係を改善することは可能です。

婚活中のお見合いや交際において相手とオープンなコミュニケーションを通じて、価値観や考え方について話し合いましょう。

  1. 共通の興味や趣味の話では、価値観や好みが合うことが分かりやすくなります。
  2. 将来の目標や夢について話し合うことで、お互いの価値観や人生の方向性を知ることができます。
  3. 過去の経験や考え方について話すことで、相手の性格や価値観を理解しやすくなります。
  4. お互いの行動や反応を観察することで、価値観や性格を読み取る手がかりが得られます。

急ぎすぎず、ゆっくりとお互いを知る時間を持つことが重要です。急いで判断するのではなく、ゆっくりと関係を築いていくことで、価値観や性格を確認しやすくなります。

カップル 結婚相手選びに何を大切

長続きしやすいパートナーの見分け方

心理学者の匠英一(たくみ・えいいち)
(株)認知科学研究所代表取締役、デジタルハリウッド大学教授。1990年に東大大学院教育学研究科を経て東大医学部研究生修了。
『男心・女心の本音がわかる恋愛心理学』(ナツメ社)など海外含めて50冊ほどにものぼる。

心理学者の匠英一(たくみ・えいいち)氏は次のようなことを述べています。

1.性格は似ていないほうがいい

「相補性の原理」がポイント

甘えん坊な性格の人と長続きしやすいのは、甘えるのが嫌いで頼られることに幸せを感じる人。大雑把で楽観的なタイプなら、神経質でまめなタイプというように

カリフォルニア大学のロバート・レベンソン教授らの研究によると、結婚12年を超えると性格の共通点が多いと満足度が下がる結果が出たそうです。これは、最初は似ていることがプラスに働いていたものの、長く一緒にいることで似た者同士であることが近親憎悪を引き起こしてしまうようです。

2.ライフスタイルの類似性

ライフスタイルの類似性や共通の価値観がカップル間の結びつきを強める重要な要素です。趣味や食べ物の好みが合うことも関係を楽しく豊かにする要素ですが、それが背後に共通の価値観があることが重要です。お互いに家族を大切にするという共通の価値観、お互いが環境に配慮した行動をとるなど共通の価値観があると、協力し合い、支え合うことができるでしょう。

3.外見などの自己評価はカップルの関係に影響する

実験によれば、外見や仕事などいろんな指標を総合した自己評価が近い値の人同士だと、うまくいきやすいという結果が出ているそうです。評価のつり合いが取れていないと自分に足りない“何か”を意識しすぎて、相手のことを信じられなくなってしまうそうです。

カップルが長続きするデートの秘訣

① 新しい体験ができる場所へ

新しい体験は自然と自己開示するきっかけになり、お互いの知らなかった一面が見られる機会になるでしょう。

② デートの最後に楽しかったことを振り返ろう

具体的な体験や場所を振り返りつつ、その瞬間に感じた楽しさや幸福な気持ちを共有することで、ポジティブな感情を呼び起こし、関係を深める一助になるでしょう。

映画鑑賞デート後に

例: “今日の映画、すごく面白かったね。特にあのシーンは感動的だったよね。一緒に見ていて楽しかったよ。”

公園でのピクニックデート

例: “今日のピクニック、最高だったね。自然の中でリラックスできて、一緒にいる時間楽しかったね。

③ 幸せな感覚が強まるので手をつなごう

手をつなぐことにより、“幸せホルモン”と呼ばれる脳内物質「オキシトシン」が分泌され、一緒にいることによる幸せな感覚が増幅されます。

④ LINEなどのやりとりは、相手に合わせるのが良い

すぐに返事がくるタイプのパートナーならすぐに返信をする。一方で半日に1回ぐらい連絡がくる人に対しては、同じようなタイミングで返信をする。

⑤ ちょっとしたプレゼントを贈る

先日交際中の会員様から、お相手の方から、旅行先のお土産とお手紙を頂いた報告がありました。お手紙にはいつもデート代を払っていただいているお礼のメッセージも添えられていたそうです。何よりも手書きのメッセージが嬉しかったそうです。 記念日や誕生日以外でも、ちょっとしたプレゼントを贈ることで気持ちが伝わるでしょう。

長続きしやすいパートナーの見分け方

まとめ

結婚など将来を意識した関係を築こうとするほど、「この人と本当に長続きするんだろうか…」と気になるものですね。「一緒にいて安心できるか」「誠実であるか」「考え方が合うか」など、結婚にはときめきよりも大切なことがたくさんあります。

婚活プレパラでは、結婚を真剣に考えているお相手との出会いを応援しています!