【男性】お見合いのポイント~お見合いでの会話~

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会話のポイント

男女の感想の違い

初めてお会いするお相手との会話ですので、楽しく盛り上げなければいけないとプレッシャーを感じてしまうかもしれませんが、そこまで意気込む必要はありません。
もちろん、沈黙が続くお見合いよりも会話が弾み盛り上がるお見合いの方が良いのですが、盛り上がったからと言って必ずしも次に繋がるとは限らないものなのです。

意外と多いのが、お見合い後の報告で男性は「とても楽しく盛り上がった」と感じているのに対して、女性は「ちょっと合わないと感じた」という感想です。

『なぜこのような温度差が生じるのか』ということですが、たくさんの会員様のお見合いを見ている中で感じるのは以下のようなものです。

温度差の原因

  • どちらかというと男性よりも女性の方が会話というコミュニケーションに長けている
  • そのため、女性は男性よりも話しやすい雰囲気作りや質問が上手である場合が多い
  • 当然男性は話しやすく感じて饒舌になりたくさん話す
  • 女性は上手に聞き役に回る
  • 男性はさらに喋る→気分がいい→盛り上がっていると感じる
  • 女性は喋れない→つまらない→フィーリングが合わないと感じる

しゃべくり倒せばよいという訳ではありません。お相手に上手に好意を伝えることが必要になります。

会話は言葉よりも非言語コミュニケーションが大事

「お見合いで何を話せばいいのでしょうか?」

このような質問をいただくことが多々あります。楽しいトークや会話で盛り上げると考えてしまうと、「面白いトークするにはどうしたらいいのか」や「どういう話題であれば楽しい会話ができるのか」と考えてしまいがちです。

しかし、お見合いにおいて大事なのは上手なトークでもなく、お相手を楽しませるトークでもありません。必要なのは『お相手に好意を上手に伝えること』なのです。

では、どうやって上手に伝えるのか?

メラビアンの法則

誰もが一度は耳にしたことがある有名な実験結果があります。

視覚情報 55%
聴覚情報 38%
言語情報 7%

これは、人がコミュニケーションにおいてどっちともとれる情報に接した場合に、どの情報を優先するかというものです。
例えば、「ありがとうございます」は人に感謝の念を伝える言葉ですが、笑顔で伝えた場合と睨むような表情で伝えた場合では、同じ言葉でも全く異なる意味合いで受け取られてしまいます。この場合、言葉(言語情報)よりも表情(視覚情報)が優先しているということになります。

ノンバーバル・コミュニケーション

人間は日常的に複数の非言語的手がかりを使いメッセージを伝達しあっている。これを「非言語的コミュニケーション」(nonverbal communication ノンバーバル・コミュニケーション、という。この非言語的なコミュニケーションは、意識して用いていることもあれば、無意識的に用いていることもある。

人間はコミュニケーションを行う時、言葉を使い互いの感情や意思を伝えあってもいるが、「目は口ほどにものをいう」といった諺にも示されているように、言葉よりも顔の表情・視線・身振りなどのほうが、より重要な役割を荷っていることがある。

引用:ウィキペディア

ここでは比較的応用しやすいものをご紹介します。

ミラーリング

お相手がコーヒーを飲んた時には同じくコーヒーを飲み、お相手が指を組んだらあなたも指を組むなど、鏡に映すようにお相手と同じ行動をとることでお相手に親近感を与えるというものです。 ※やりすぎると不自然で違和感を与えてしまいます。

うなずき

話の合間合間に適度にうなずきを入れることで、お相手に話をしっかり聞いてもらっているという安心感を与えることができます。 ※頷きが多すぎると逆効果となりますので、あくまでも適度に、また強弱や緩急をつけてうなずきを行うようしてください。

視線を合わせる

お相手が話しているときや自分が話すときはしっかり相手の目を見つめることで、お相手に真剣に向き合っているという気持ちが伝わりやすく親和性も高まります。 ※見つめすぎや見つめっぱなしはお相手に気味悪がられてしまいます。会話に身振りや手振りなどリアクションを加え、適度に視線を外す瞬間を作るようにしてください。

表情を合わせる

お相手が笑えばあなたも笑い、お相手がびっくりした表情をしたらあなたもびっくりした表情をするなど、お相手と表情を合わせることで感情の共有をし親密感を与えます。 ※表情を作ろうとするとかなりの確率で見抜かれます。お相手の話にしっかりと共感をすることが肝要で、自然にお相手の表情に合わせるようにするのがコツです。

良くない会話の例

男性の場合に気を付けなければいけないのは、質問攻めになってしまうこととお仕事上の愚痴です。

「お住まいはどの辺なんですか?」
「お仕事は何をされているんですか?」
「帰りは何時くらいなんですか?」
「休日はいつですか?」
「お休みの日は何をされているんですか?」

これではたとえお話し好きの女性でもげんなりしてしまいます。
質問をする時はお相手が答えやすい質問をすることはもちろんですが、話しやすくなる導線を張ってあげることも大切です。

「会社がつまらなくて…」
「残業が多くて…」
「上司が嫌な奴で…」
「同僚の人が無能で…」
「新入社員が使えなくて…」

このようなネガティブな話は最も避けるべき話題です。聞かされる方も気分が下がりうんざりしてしまいます。
お見合いではポジティブで前向きな明るい話題を選んでください。

この他にもNGな質問や会話がありますので、以下ご注意下さい。

どうして僕とお見合いを希望したんですか?
お見合いは何回目ですか?
なぜ結婚相談所に登録しているのですか?
モテない訳じゃないんです。
結婚は特に焦ってないんです。
昔付き合っていた人の話
過去のお見合いの話
お見合い相手の悪口

いずれも、お見合いの席で話すような話題ではありません。